長沙滞在

2月7日、昼12時前に長沙駅に着いた。

駅を出て少ししてリーズ留学中に友達になったサニーと合流。

卒業後彼女は高校時代に住んでいた長沙で、英語の先生として働いている。

駅の近くにある彼女の会社に荷物を置かせてもらい近くのマックへ。サニーと友達(ロウィエン?)とお兄さんたちと合流。会ったばかりの殿方からレストランで昼食をごちそうしてもらう。名前も知らないのに本当に感謝しております。

 

特に印象に残ったのが、开胃鱼头带面という川魚の頭を青唐辛子と醤油で煮込んだような料理。魚の煮汁に煮麺を浸して食べるのだが、これが非常に辛かった。何度かむせてしまった(笑)

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昼食後は、レストランのそばにある博物のような所へ。紀元後間もない有名な故人が住んでいたところらしいが、チケットをなくしてしまい覚えていない(酷く曖昧な記憶でお恥ずかしい笑)

 

その後は岳麓書院へ。北宋の時代に創設された学問機関で、中国四大書院の一つらしい。(ほかの三つは、白鹿洞書院(江西廬山)・応天府書院(河南商丘)・嵩陽書院(河南太室山))*1

中は庭あり、広場あり、講堂多数ありと広々としており、一体どれほどの生徒がここで学んだのだろうと素朴に思ってしまった。

 

その後、長沙名物の臭豆腐をトライ。今まで道を歩いている時に嗅いだ鼻につんとくる匂いはこれだったのかとようやくわかった。味は豆腐をあげてソースをかけているため非常に脂っこい。確かにジューシーでまずくはないが、臭いを我慢してまで食べるほどのものではないように思った。僕の中では、一回試せば満足である。

ちなみに長沙で行ったその店は、毛沢東も通った店らしく非常に混んでいた。

 

次の日は、ライスヌードルを朝食に食べて毛沢東の故郷、韶山へ。

長沙のバスターミナルから80分ほどかなりのどかな所である。バスを下りてすぐつくのかと思いきやタクシーを使いさらに移動。一人できたら途方にくれてきたかもしれないと思っていると、毛沢東の博物館に到着。規模も大きく今まで見てきた中国の博物館なのかでも群を抜いてきれい、そしてそれが二つとなり合わせであるから驚き。どれほどの費用がかけられているのか、、。展示は毛沢東の歴史や生家について、また持ち物・衣服にも及んだ。特に興味深いのが、毛沢東の人形が美しい背景と共に飾られていて撮影スポットが設けられていることや過度に美化されて絵画が飾られていることであった。

これらを見ると、個人崇拝がどれほど強かったのか、そして今尚どれほどの影響力があるのかをうかがい知ることができる。

 

博物館内の毛沢東を描いた絵画

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広場の銅像

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なお、中国には1,5,10,20,50,100元と紙幣があるのだが、そのすべてに毛沢東が印刷されている。まさに毛さん万歳である。

 

その後毛沢東の生家と銅像をみて韶山観光終了。市内でバスの乗り違いなどがあり、思ったより時間をさけなかったのは残念ではあるが、2時間ほどで要所は見ることができた。

 

長沙に戻って、

で夕飯。サニーの友達の王さんも合流。彼の下の名前は、ハンサムという意味でわりとよくある名前らしい。

日曜の夜ということもある大混雑。40分ほど待ってようやく中に。注文を待っている間に香港の俳優がいたとサニーたちが大騒ぎ。どれほど有名かわからないが、料理の期待値も上がってしまう。

 

少ししてから、ロブスターの唐辛子煮と蒸しものが大量に到着。サニーは、ロブスターといっていたが、淡水で生活しているし見た目もザリガニに近い。しかし味は間違いない。僕は軽い甲殻類アレルギーなので普段はあまり食べないのだか、ついついたくさん食べてしまった。ほかの料理も美味しくなかなかいいお店であった。

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その後はみんなでサニーの家で晩酌。王さんは男だか少しおねえぽっくて面白い。日本への関心も強い。サニーのいとこにジェニーは素朴で物静かなかわいらしい子。英語が話せて落ち着いた子だったので滞在中には中国語を教えてもらったりしてお世話になった。

これもサニーとリーズで出会えたおかげである。本当にいろいろとお世話になった。長沙で素敵な出会いと思い出ができた。