西安市内観光①

2月5日。西安市内の観光1日目。
 
まずは北門から市内城壁に。チケット代は54元となかなか。学生証を持ってくれば半額になったかもしれないということが悔やまれる…。
 
明時代に建てられたという城壁上の道は広々しており思ったより人もいない。目的の南門までは約7kmほど。
 
自転車で移動しようするが問題発生。自転車使用に40元かかる上に(城壁のチケット代に含まれていると思っていた)、デポジットで200元払わなければいけない。
 
手持ちがなかったので一度城壁を下りて銀行へ。ようやく自転車に乗れる。城壁で自転車に乗りたい方はある程度現金を持って上がってください。ちなみにタンデム自転車もあり、使用料は少し高くなります。
 
自転車での城壁サイクリングは快適。街を見下ろせるし、市内と違って人もまばら。
東西南北の方角ごとに青龍、白虎、朱雀、玄武をモチーフにした旗と装飾が多数配置されている。幽遊白書の敵を思い出す。冨樫先生すばらしい文化知識をありがとう。
 
 
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南門からおりて、書院門周辺をぶらぶら。書道や絵画などの露店が並んでいるが、教養がなく値段も手が届きそうにないので移動。
 
地下鉄で陕西歴史博物館へ。パスポートを見せると入場券がもらえ無料で入れる。城壁が予想外に高額だったのでありがたい。西安を中心に周から唐王朝までの歴史と展示品が紹介されている。
 
中国の古代史と日本の歴史との関係の深さを再確認。日本人にとってかなり馴染みのあるテーマだと思うので時間があれば足を運ぶといいかも。
 
その後大雁塔へ。閉館時間が近かったので外から眺めるだけ。友達によると夜8時半から塔の向かいの噴水でショーが行われるということだったので、近くで待機。
 
 
夕食後、広場にある太平洋珈琲へ。
なぜかほとんど人がおらず居心地は非常によい。そしてWifiも使える。夕食の刀削面が10元だったのに、モカ一杯に27元使うのがシャクではあったが、おかげでゆっくりできた。これはどこにいっても混んでいる中国ではごく稀な経験な気がした
 
一時間後、噴水ショーが始まった。完全に想像以上。音と光と水が西安の雰囲気にマッチしてとても綺麗なショーだった。僕が持っていた歩き方・中国にはまったく情報が乗っていなかったが、西安で1番よい観光地だと思った。30分間続き、締めはまさかの川の流れのようにの音楽。もともと中国の音楽を元にしているのか、それとも日本人観光客獲得も視野に入れての選曲なのか、はたまた偶然なのか、調査の余地ありだ。
 

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西安に行く際には、夜の噴水ショーを見ることを強くオススメする。