成都・庙会

2月20日。

午後2時過ぎに成都東駅に到着。

19日午後4時過ぎに柳州を出発してから20時間以上経過していた。

 

2月2日に西安に出発し、長沙、張家界、桂林、柳州を経て、無事成都に帰還。

春節期間の成都は、交通量が少なく街も静か。

中国西南部の大都市である成都は、移民や出稼ぎ労働者が多く、大半の人々は帰省済みの様子。

 

帰国便まで6日間成都に滞在する予定なので、友人が経営しているホステルに向かう。東門大橋を降りて、徒歩5分のアパートの5階、青年旅舎安已个家にたどり着き、前もって渡されていた鍵で中へ。

ホステルのスタッフは春節で帰省中。

置いていかれた猫が僕を出迎える。

 

夕方から成都の友人ドリスと合流。

成都への帰還を祝してカエルの干火锅で夕食。

やはり山椒のきいたじゃがいものスライスがうまい。僕のお気にいりである。

 

その日は、疲れていたので早めに就寝。

 

 

2月21日。

この日は、錦里で行われている庙会に行ってきた。

庙会は2月19日から2週間ほどの期間開催される成都春節を祝う行事で、ドリスが子どもの頃は毎年行っていたらしい。

ならば行こうということで夕方一緒に行くことにした。

 

それまでは成都の中心部を歩いて見てまわることにした。

天府広場、人民公園や宽窄巷子を散策。

春節で多くの店が閉まっているため、多くの人が集まり活気があるどころか、宽窄巷子では身動きが取れないほど(笑)

 

 

道中、パンダポストという郵便局があったので休憩がてら2通手紙を書く。

 

そして夕方、錦里に到着。30元で庙会のチケットが購入できる。

錦里は普段から屋台やお土産屋が立ち並ぶ観光地で、本来入場無料で楽しめるのだか春節の期間はチケットが必要。

その代わり、普段90元(たしかそのぐらい)ほど払わないと入れない武侯祠に入場でき、三国志蜀の三兄弟の像を見ることができる。

僕はまだ見てなかったので、得した気分。

三國志きっての豪傑関羽張飛の像はさすがの風格。

 

さらに園内にはショーを行う舞台や色とりどりに輝く無数の提灯や池を中心に作られた巨大三兄弟像など見所盛りだくさん。

昼には、様々なイベントが行われているようだが、夜のほうが圧倒的に園内の景色が美しいと思う。

またチケット代も安いので、バックパッカーの旅行者には夜がおすすめだ。